~時代を超えた恋~
「さすが鬼の副長ですね」

「あ゛ぁ゛?」

「あれ?違いますか?」

「違わねえが……なんで……」

「まぁ、その話は後程……」

「土方さん何か用があるんでしょ?」

沖田さんが土方に問う。

「あ、忘れてた、おい紗綾、来い」

「はい」

土方の後に着いて行く。

「近藤さん、入ります」

「いいぞ」

近藤さんの部屋か……

ガラッ

部屋に入り、それぞれ座る。

「まず……紗綾くんの事だが…」

「はい…」

「君は本当に間者なのか?」

「違います」

「じゃあなんで俺の名前を知っていた。総司も…」

「……これからいう事は信じていただけなくても結構です。ただし、本当の事です」

そしてこれまでの事を話した

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