~時代を超えた恋~
ガラッ

扉を開けるとそこにいた人が一斉に

こっちを向く。

「よぉ、」

土方がそう言うと

「土方さんっ!」

と返って来た。

「おい、一、こいつの相手してやれ」

「土方さん、一くんは…」

「総司」

「………」

「土方さん、こちらは?」

「新入りだ」

「分かりました」

「竹刀か木刀どっちですか?」

「木刀で」

「怪我しますよ?」

「別に構わない」

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