~時代を超えた恋~
バタン

沖田さんが薬と着替えと……隊服?を

持って戻ってきた。

「これ…土方さんからです。」

「え?」

「彼方はもう、新撰組の仲間でしょう?」

「あ、ありがとうございますっ!」

「お礼なら土方さんに言ってあげて下さい。」

「はいっ、じゃあ行ってきます」

と言って立ち上がった時。

「その前に…」

「ん?」

ぐいっと腕を掴まれる。

ストンッ

沖田さんと向かい合わせになるように

座らせられる。

「お、きたさん?」

「怪我が先です」

そうゆうことか、と納得する紗綾

「早く着物脱いでください」

「え?」

「薬ぬれないでしょ?」

「や、自分で出来ますから」

「頼ってくれないんですか?」

頼る頼らないの前に私…女ですから!

あれ?言わなかったっけ?

…………スルーしてたんだったぁぁ!!

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