~時代を超えた恋~
紗綾side

「さ…ぁやさん…?」

沖田さんの声が聞こえる。

「…ん…どうしました?」

「あ…の…」

「ん?」

「少しどいてもらってもいいですか?」

………へ?

自分の姿をみると……

「あっ!!ごめんなさい!」

沖田さんに抱きついていたのだ。

「いいですよ。」

「本当に……」

「甘えてくれて嬉しかったですから」

「でもこんな奴に…」

「さぁやさんはこんな奴じゃありませんよ?」

「そうですか…」

その言葉が嬉しくて、思わず微笑んだ。

「っ!/////////////////」

「?」

つくづく天然な紗綾でした。(笑)
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