~時代を超えた恋~
面倒臭かったからって……

「あれ?さやさんその腕の痣…」

「っ!」

バッと腕を隠す。

「………あ、」

「似合わないよね…」

話題を変える私。

「そんな事ないですっ!他の男子よりずーっも恰好良いですっ!…」

「藤原に言われたくない……
ってか、なんでこんな格好なの?
まるで江戸時代の人みたいじゃん」

「まぁ、いいじゃないですか!」

「よくないから言ってるんですよ!」
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