羽蝶蘭



「わぁーい!ランがはいってくれたら、本当の"羽姫"だよねー!」



パタパタと足を交互に動かすハルト



「しょうがないですね。認めたわけじゃないですけど」



興味なさげにこちらを横目にパソコンを開くミチル









「俺らが守ってやる」





そういって、彼は不敵に笑った。




━━━━それは、満月の夜の日のことだった。






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