羽蝶蘭


「へぇー、ねぇ?俺たちと一緒に来なよ。タノシイこと教えてあげる」




いやらしい笑みを口元に浮かべながら私の腕をひく金髪。




いつもなら、抵抗するのだが、何故だか今日はそんな気になれなかった。





抵抗しない私をみて、肯定したのだと思ったのだろう。



男達は一斉に私を囲んだ。



あぁ、ヤられる。




そんなことを頭の片隅で冷静に考える私。



しかし、分かっていても抵抗しない。




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