羽蝶蘭
鍵のかかった心
一週間のお泊り
"「俺らが守ってやる」"
あぁ言われてから、一週間がたとうとしている
━━━━━━━━
━━━━
━━
「…守ってやる、ですか」
「あぁ」
彼らはきっと、馬鹿なのだろう
私なんかを守るだなんて
だけど、なぜか心が軽くなった気がした
なにかが抜けたような、そんな気が。
「俺らがここまでいってんだから、もちろん答えは決まってるでしょーよ」
彼は、私を追い詰めるのが好きらしい。