羽蝶蘭



次の日、学校へ行こうとオートロックのドアをくぐった





「なんで、」



「ここにいるかってかよ?」



もっとも、苦手な男が柱にもたれかかり私をみる




「総長さんからのご命令」



"総長"



考えなくとも分かる。




マサキだろう。





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