羽蝶蘭



「なんて言われたの」



この男のまえでは、ついつい自分がでてしまう



「オヒメサンを倉庫までつれてこいだとよ…そんな嫌そうな顔すんなって」




なぜいかなければならないんだ



「嫌」



そういって、アキラの前を通り過ぎる



「拒否権はねーんだとよ。残念だったな」



その瞬間、視界が反転する。




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