羽蝶蘭



一人で出るなと、マサキたちに耳にタコになるほど聞かされた



諦めるか…


いや、どうしても飲みたい。


いま飲まなければ私は死ぬ。



「大丈夫…多分」



あまり深く考えずに外にでた



━━━━これが嵐の始まりだとも知らずに







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