【完】妹かコイビトか
その言い訳でほとんど全員が納得してくれたが、歩夢だけがまだニヤニヤしていた。
もう知らん。
歩夢だけ1人で勝手に想像してろ。
 ̄ ̄ ̄ ̄
1日の授業が終わり、放課後になった。
「川崎、俺は今から部活だから家行ってていいからな。多分琉依いると思うし。」
川崎にそう言い、俺は急いで部室へ向かった。
今日は特別なコーチが来て、大事な練習なのだ。
だから多分帰るのが遅くなるだろう。
帰ったころには川崎はもういないかもな。