【完】妹かコイビトか


朝見さんに訳を説明すると、吹奏楽部専用の練習場まで連れて行ってくれた(専用の練習場があるなんて、さすがお金持ち学校!)。

警備員がいるところは、案外すんなり通れた。




「はぁ!?アンタなんでこんなとこにいるのよ!しかも聖羅先輩と一緒なんて…!」


来たとたん、琉依にそう叫ばれた。


「え、あれ?るっ琉依ちゃん?」


朝見さんは、本当の琉依の性格を知らないのか、驚いていた。
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