吸血鬼と歌姫と
「あー。
成功して良かったー。」
ライブが終わってからルキと一緒に歩いていた。
「あぁ、良かった。
ミレイ、どんどん上手になっている。」
「本当に!?」
「俺様が言っているんだ。
間違いない。
俺様のおかげだな。」
「はいはい。
ありがとうございます。」
ミレイ、と名前を呼ばれてルキを見る。
「調子に乗ると痛い目に合わせるぞ。」
ガシっと頬を掴まれた。
「ごめんなひゃい。」
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