吸血鬼と歌姫と
「ん...」


目を開けると見慣れない天井。


起き上がって辺りを見回す。


病院??



「気が付いたか、ミレイ。」


「ルキ!!」


ベットの横の椅子にルキが座っていた。


「過労で倒れたみたいだ。」


そう言いながら病室の窓を開けてくれた。


「そっか...ありがとう。」


ふと、思い出してルキに尋ねた。


「ルキ、私が倒れる前に何か言わなかった?」
< 124 / 156 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop