吸血鬼と歌姫と


「だったら、俺が側にいてやるから前を見て歌え。」



考えるのを止めたと思えば、
こんな提案をされた。



「えっ?ルキが??」



「そうだ。恵まれてるな、お前。」



ルキの隣で歌うの?!


今、立っているだけでこんなに目立ってる人の隣で?!



でも、悪くない話かもしれない....



一人ぼっちで歌うよりかは良いかも。


それに目立つことによって、
私の歌が届くキッカケになるかも。




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