吸血鬼と歌姫と



「私に出来るかなぁ...」


笹原さんがいなくなってから、
弱気になってしまう。



「出来る出来ないじゃない。
やれ、ミレイ。」



むにーっとルキに頬を摘ままれる。




「ふぅん。ふふぁった。」


うん。分かった。と頷く。



「俺様も行ってやろう。」


フンと偉そうなルキ。




ルキが居れば大丈夫。



何も怖くない。



ライブが楽しみになってきた。



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