きらきら ひかる。~画に撮れない思い出~
「わたしが おせわした はっぱんの ちっちちゃんが いちばん さいごに さいたんだよ」
教室の片隅に咲いた、紫色のヒヤシンス。
名前を付けて大切に、水耕栽培した花を、愛おしそうに眺めながら、三女のくぅが、そう言った。
天気は、雨から曇りに変わった寒い午前中だった。
長女のぷーの代から三人通った幼稚園の卒園式が終わり。
年長組のニクラスのあじさい組、さくら組に別れ、最後の帰りの会が終わったあと。
担任のアサノ先生との写真も撮って。
くぅと一緒に、一年間使ったさくら組の教室から、出て行く寸前のことだった。
教室の片隅に咲いた、紫色のヒヤシンス。
名前を付けて大切に、水耕栽培した花を、愛おしそうに眺めながら、三女のくぅが、そう言った。
天気は、雨から曇りに変わった寒い午前中だった。
長女のぷーの代から三人通った幼稚園の卒園式が終わり。
年長組のニクラスのあじさい組、さくら組に別れ、最後の帰りの会が終わったあと。
担任のアサノ先生との写真も撮って。
くぅと一緒に、一年間使ったさくら組の教室から、出て行く寸前のことだった。