ETERNAL LOVE
☆
真っ青な空がどこまでも続いている
多少 雲が綿飴のようにフワフワと浮いていた――
それに 体の通り過ぎていていく風が なんとも心地よい
そんな気候に恵まれた日の朝――
家の中を行ったり来たりと走り回っている綾の姿があった
『やばい!遅刻だー!!!』
時計の針は まもなく9時をさそうとしている
しかし綾は いまだスエット姿だった
懸命にドライヤーで髪の毛を整え やっと気に入る髪形になった
少し空気を取り込んだ髪型
それに 右下のほうで1つに結んでいる
お気に入りの カットビーズがついているゴムで――
しかし 髪型が決まったものの 自分の服装をみて 言葉を失った
『まだ服着がえてなかったぁ――――――!!!』
そして綾は また上の階に駆け上がった