ETERNAL LOVE
綾が楽しい話を持ちかけても「そーだな」とか「…うん」しか言わなくなった 新一
彼女も 彼の行動も異変に気づいていた
だから…――
『私…なんかしましたか…?』
空が赤く染まっているが 怪しい雲にも覆われている――
そんなとき 綾は 新一を公園に連れて行った
“自分がなにか悪いことをしたのではないか…?”
――と心配になり 2人きりで話せるところに…
「いや…、なんでもない…」
『じゃあなんで…、そんなに素っ気無い態度をするんですか…?』
全く綾の目を見て話さない 新一
それが綾にとって 特に嫌だったんだ――
綾と新一の間にある沈黙…
しかし それを破ったのは 新一のほうだった
そして…
「綾…、こーゆうの…もうやめないか?」
『――…ぇ』