告白、1分前。

2nd「決心」

「実羽、どこ見-てんのっ!」


「Σわっ;ごめん。」



ぼーっとしてたあたしの前で、パンと手を叩く美夏。




「どーせまた、優のこと見てたんでしょ?」



「また、っていつも見てるみたいな言い方しないでよぉ。」


「見てるでしょ。」




実は見てたりして…。


なんか、気付いたら目で追ってる自分がいる。




「はい、見てました。」


「ほら。」



「だって…。」



「そんなんだったら、告白しちゃえば?」


Σ!



「え、えぇッ!?」


「絶対、大丈夫だからッ!」




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