3組のかいくんと7組のゆいちゃん
「それは風香に言われたんだよね?」





「言われてないしあの日はあの子しかいなかったよ。って口止めされてたんだった。ごめん。咲紀聞かなかったことにして」




広くん。全部広くんが話してくれたんだ。しかも私が気にしないように風香が言ったように言ってくれた。





広くんカッコよすぎるよ。


「・・・ねえ咲紀。私はもう大丈夫。だから春のコース変更で共学の進学クラスに行きなよ。私も変わらなきゃいけない。咲紀にずっと甘えてたら櫂くんにも振り向いてもらえない。やっぱり私、櫂くんが好き。あの日、慰めてもらって確信した。片想いから始めるの。だからこんな自分とさよならして自分自身で頑張ってみる」





「佑衣ちゃん・・・」
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