ブラックⅠ-出会い-



その顔は特別怒ったりとかそんな様子はなく、むしろニヤリと怪しげに悪うと




「身体」



「ぶっ!」っと思わず吹き出してしまった私。



女リーダーはもう怒りを超えてよくわからない顔をしている。


レイジはと言うとふざけたように私に怪しげな笑みを向けている。



ちょっと!なんでそんなこと言うの!?
てゆうか嘘じゃんそれ!!
私の身体なんか見たことないじゃん!!



「帰るぞ」



「え?ちょっと帰るの?」



レイジに肩を押されて歩き出して気がついた。



廊下にはかなりの人数の生徒。そして皆が皆 私達を見ている。


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