ブラックⅠ-出会い-



「んー」


カーテンからは光が漏れ、眩しく太陽が照らす。




ゆっくりと目を開いて少ししてから気がついた。



「そっか…昨日寝ちゃったんだ」




最初は、ここどこ!?とか思ったけど
ここはリュウガの部屋だ。



隣にいたはずのリュウガはすでにいなくて、壁にかかった時計を見ると時刻は朝の9時を指している。



多分、リュウガは仕事にいったんだろう。




普段雨の日はよく寝れない。
なのに今日はやたらと頭がスッキリしていて、ぐっくり眠れたんだと分かった。



ベットから降りて部屋を出る。




「のどかわいた」そのままリビングへと飲み物を取りに行くと、冷蔵庫の前に私服姿のレイジがペットボトルを取り出した所だった。



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