ブラックⅠ-出会い-
「あの…ごめんなさい」
でもきっと、もしあの日
私がBlackに行っていなかったら
リュウガと出会っていなかったら
きっとこうしてレイジと出会う事もなかった。
私はまだ郁也と一緒にいたかもしれないし、もしかしたらこの世にさへいなかったかもしれない。
「ムカつく」
だからあの日の事を後悔はしていないし、
「リュウの奴、許さねぇ」
きっとこれからも
「今日1日は、お前の事も許してやんねぇから」
後悔はしない。
そして私は
色っぽくて優しい瞳に
熱くて甘いレイジの唇に、
再び溺れる事になったーーーーーーー………