ブラックⅠ-出会い-



私はどうしよう。
寝よっかなぁ


でもまだ眠くない。



ソファーへコテンと寝そべりながら
チャンネルを変えていると




ガチャリとリビングのドアが開く音。



だけどソファーは扉へ後ろを向くようにして置かれているから誰が来たかは分からない。



そっちを覗こうと頭をひょっこり出すと




「あ、おかえりなさい…」




何となくアキさんだと思ってた。
てっきりリュウガさんはここへあまり来ないのだと思ってた。



だってなんか1人の空間とか好きそうだし。

でもよく考えたらここはリュウガさんの家だ。



来て当たり前






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