また君に会えるまで【新!番外編スタート】
「いや、特になにも…」


浜岡くんは私と向き合う形で立っている。


浜岡くん…大人っぽくなったよね。


それは当たり前か、大人なんだから。


「私、仕事があるから…」


これ以上 見つめあってたら、私の体がもたないよ…。



「待って!」


私は浜岡くんに腕を掴まれ、少しふらついた。


「え?どうしたの?」


「…………」


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