また君に会えるまで【新!番外編スタート】
少しの沈黙のあと、浜岡くんが口を開いた。


「今日の夜、時間ある?」


「え、夜?」


「うん。ご飯 食べに行こうよ」


浜岡くんは少し照れたように私の腕を掴む。


「いいよ…」


特に予定もないし、仕事は夕方までだから夜なら大丈夫かな。



「じゃぁ病室に居るから来て」


私が返事をすると、浜岡くんは腕を離し歩いていった。



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