*青薔薇姫*

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しかしどうしたことでしょうか。

彼はこの場所を知っていると、そう思ったのです。


そうして奥、さらに奥へと進んでいくと、そこにはそれはそれは、たいそう美しい、ニエマイアの顔と同じ大きさの一輪の真紅の薔薇がございました。



ニエマイアは、真紅の薔薇の前にひざまずきます。





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