ハツばあ
「ゆきちゃーん、ゆきちゃーん。」
そう、
ハツばあは、このなんでも、
調子が出てきたときに私を呼ぶ。
それがたまにイライラするのだ。
もお。
今いい感じで、
描けてんのに。
「はーい!!なにしたのー?」
「ゆきちゃん!!!飛行機がとんでた。」
「うん。ほんとだ。」
縁側にいって空を見ると、
澄み渡った青空に、
飛行機が飛んでいた。
「今日棚から箸が落ちてきてさ。」
「うん。」
ついでだしな、
と、私はお茶を入れる。
「あの飛行機も落ちてくんじゃねえべか。」
「そんな、
飛行機が箸と同じ確率で落ちてきたら困るから。」
飛行機の騒音が聞こえてくる。
「戦争が始まる。」
「始まんないよ。」
そう、
ハツばあは、このなんでも、
調子が出てきたときに私を呼ぶ。
それがたまにイライラするのだ。
もお。
今いい感じで、
描けてんのに。
「はーい!!なにしたのー?」
「ゆきちゃん!!!飛行機がとんでた。」
「うん。ほんとだ。」
縁側にいって空を見ると、
澄み渡った青空に、
飛行機が飛んでいた。
「今日棚から箸が落ちてきてさ。」
「うん。」
ついでだしな、
と、私はお茶を入れる。
「あの飛行機も落ちてくんじゃねえべか。」
「そんな、
飛行機が箸と同じ確率で落ちてきたら困るから。」
飛行機の騒音が聞こえてくる。
「戦争が始まる。」
「始まんないよ。」