キミが好き
分かった気がする・・・。
この意味不明な気持ちが。
私は、三上君に恋をしてしまったらしい・・・
橘君よりも、もっともっと好きになってしまったらしい。
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「繭ー!最近、どうしたの?橘君と何かあった?」
奈由が心配して聞いてきてくれた。
ちゃんと言わなきゃ。
自分の気持ちが分かったからには隠していられない。
奈由に隠し事したくないし。
「あのね、奈由。私橘君すきじゃないみたいなんだ・・・」
そしたらね、奈由は・・・
「だと思った♪三上君に惚れたんでしょ?」
え・・・><
「もしかして、知ってたの?」
「あったりまえっじゃん。様子見てれば分かるよ。」
分かりやすかったのかな・・・恥ずかし(笑)
「ねぇ、繭。私さ、このままじゃ何もないと思うから告白してみようと思う!」
えぇーーーーーーーーーーー!!!
「まじか・・・本気?」
「うん!」
格好良いな。奈由。見習いたいよ。
「分かった、応援してるよ!頑張って」
「ありがとう!!」
部活が終わり、部活動集合。
そして、帰り道。
奈由の好きなあの人が居たんだ。
「今が、チャンスじゃない?」
私がそういうと・・・
「だよね。行ってくる・・・」
私はコソッと頑張ってって言ったんだ。