転校生のカノジョのヒミツ
転校二日め(水)
彼女が転校してきて、翌日。
まぁいつもどおり、教室でかまってくる(かまってくれる)クラスメイトの男子とご飯を食べていたときのこと。
「あのさ、林田くん。」
その美貌のせいで女子は近づきたいけど近づけないし
男子は無視されて大変な彼女、一方さんが話しかけてきた。
初日はひざ下だったスカートがかなり短めになって、
綺麗な脚をこれでもかってくらい出している。
いや、それにしても黒髪ロングは正義だな。
手にはお弁当。
面倒見ろって言われてるんだよな・・・。
よし暇そうな女子は・・・
「一緒に食べない?」
バッ。
クラス中のめがこちらに向く。
・・・・こわいな、クラス。
「えー・・・と。」
クラスの目を考えると激しく断りたいが、
成績のことを考えると、承諾するしかない。
「いいよ。」
ザワザワと教室がざわめく。
まぁ、不良と美少女がつるむのは衝撃だろう。