転校生のカノジョのヒミツ
転校三日め(木)
「ねぇ、今日勉強見てくれる予定だったですよね?」
冷たく彼女・・・一方さんは言う。
昨日はなんだったんでしょうか?
「うんそうだけど・・・?」
思わずこっちも喧嘩を売りそうになる、やばいやばい。
「ふーん。ホントだったんですね。」
「はぁ??」
意味不明。
マジ意味不明。
「週末は、買い物行くんですよね?」
「うんそういう約束したよね?」
もう、突っかかっていいですか?
「・・・あのさ!それぐらい覚えてねーの?」
「ごめんなさい。いろいろあって。」
「そうですか。」
もう何も言えなくなっちゃったじゃねーか!?
「よろしくお願いします。」
「あぁ、よろしく。」
昨日もした会話を繰り返し、彼女は俺を品定めするように見て
「お世話頼まれてるんですよね?」
「あぁ、お前のおばぁちゃんから。」
「やっぱりそうなんですね。」
「??はぁ??」