転校生のカノジョのヒミツ
お弁当を屋上で食べていたとき彼女は、ふと言葉を漏らした。
「ほかのクラスメイトと仲良くしたいです。」
「ん・・・、女子とかは結構辛いんじゃない?」
あの妬みっぷりはちょっときつい。
てか、美人すぎるんだよ。性格も可愛いし。
無表情のときの彼女もなんか面白いし。
「それは・・・、どうしてですか?」
「えっと・・・、」
素直に言わなきゃな。
「なんか目の敵にされてるじゃん。」
「そう・・・ですか・・・。」
うわぁ、落ち込んでる。
「いやぁ、なんていうか、・・・羨ましがられてるっていうか?」
「羨ましがられてる?」
「妬みっての?」
「妬み?・・・何に妬むんですか?」
「いやぁ、だって!可愛いじゃん雪菜さん。」