転校生のカノジョのヒミツ
まぁ無理なんですよ、俺は。
だから、前の席の男子にぼそっというのだ。
「なぁ、明日さ、一方さんの歓迎会的なのやろう。クラスメイトと仲良くなりたいなぁっていってたんだよ。」
まぁ超美少女の話である。
おっけー!という返事が一瞬で来る。
まぁこんなわけで、
きっかけは作りましたよ。
これ以上は望まないで。
「明日、十時に駅前集合。」
週末二日連続で会うことになるとは・・・。
なんか申し訳ない。
一方さん、いいや、雪菜さんに報告である。
「ありがとうございます。」
「いやいや、あいつだから。」
クラスメイトを指して、俺は言って、
彼女は、
だからですね・・・と、ボソッと笑った。