転校生のカノジョのヒミツ

「どう仲良くやってる？」

「え？」

急に始まった会話に戸惑う。

「もうひとりの私と。」

「あぁ、はなさんね。」

びっくりされた。ものすごく。

「はな？」

「うん、名前を聞いたら名乗られたんだけど、まずかった・・・？」

「いやいや、ううんべつにそんなことなかったりするんだけど・・・。ただ、あのこがってびっくりしただけ。」

「あのこ？なんか話したことあるみたいな言い方だね。」

ちょっと思っただけな話である。

話なんだけど・・・でも・・・

「・・・え？？あぁ、なんとなくだよ。」

「あぁ、そっか・・・うん。」

雪菜・・・さん・・・は急に焦って否定を始めた。

「いや、別に怒ってないよ。」

それくらいしか思いつかなかったのでとりあえず否定。

「・・・あぁよかった。」

とりあえず安心していただけてよかった・・・。

女子ってわかんねー。