転校生のカノジョのヒミツ
また某m店である。
今度も俺のおごり。
何となくだけど。
「一方雪菜は二重人格ではないです。」
またいきなり本題入った!?
「え?どういうこと?」
「まんまですけど。」
「は?だって・・・今君がここにいることが二重人格の証明なんじゃないの?」
「あ、言い方間違えました。」
はなさん意外と言葉足りないんだよな・・・。
彼女は体を指して言った。
「これは、確かに彼女と共有してるんです。」
これという言葉に、
自分の体って言わなかった彼女は本当に興味なさそうに言葉を続ける。
「私は人間じゃないんです。ロボットなんですよ。彼女一方雪菜は今年の二月にこれを作ったんです。
んでこれを自分の意思で動くようにしたんです。」
何言ってんだよ。高校生が・・・そんなことできるわけないじゃん。
当たり前のことを当たり前のように思っていると彼女が言葉を続けた。
「彼女は天才です。だから、こんなものを高校生で作れたんですよ。」
自分を軽蔑するように。
何かを羨ましそうに。
「でも問題があって、だから彼女は私の人格を作った。」
「彼女の体は別にあります。だけど彼女はどうしてもこのロボットを作らなきゃならなかった。」
「で、実験とかいろんなものひっくるめ、この学校に来たんですよ。」