甘ずっぱい愛を君へ
「苺、おはよ♪」
学校に、着くと昔からの友達。
瀬川郁未(セガワイクミ)が、話かけてきた。
栗色の長い髪が、風で少し靡いていた。周りの人達が、振り返るほどの美人。
「郁未♪おはよ。」
郁未と、同じ高校に入れたのも郁未のおかげ。
郁未のスパルタ授業を受けたら…。
「…男どもが、変な目で見やがる。」
「郁未…恐い。」
外見と、中身が全然違うのです。
「苺、変な男に捕まるなよ。」
「変な男って…。あ!今日ね!」
「何か、あったの?」
郁未に、さっき起きた事を話す。
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