甘ずっぱい愛を君へ


「ここの学校?」


「多分…。…優しい人だったなぁ…。」













笑顔が似合いそうな人だった。
…また、会いたいな。














「何?もしかして…一目惚れ?!」



「は?!…なわけないよ。」









…多分。
あの人の顔が、頭から離れない。…これって









「苺!早くクラス表見よ?」


「えっ?…うん。」










郁未に、急かされ人が、群がる中に入る。



「えーっと。私の名前はー…。」

「あっ郁未の名前あるよ!B組だって!」


「本当だ。…って、自分の名前探しなさいよ。」


「…あ、そうだ。えーっと…」


「馬鹿。…あっ、あるじゃん。私と同じB組に。」


「うそ!?見えなかったー。」


「…チビだもんね。」


「うるさい!」




.
< 5 / 17 >

この作品をシェア

pagetop