何度キミに逢えば……。


「陽太はそんなやつじゃない」

「陽太くんなら言っても大丈夫だと思うよ」

親子でハモった。

あたしは吹き出した。

『意見一致…ですね』


二人を信じて。

陽太を信じて。

『あたし…目を覚ましたら話します』

充くんがお父さんをチラッと見た。

「ん?」

その視線に気づくお父さん。




< 110 / 325 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop