何度キミに逢えば……。


「さて、俺らそろそろ退散しようかな。二人になりたいだろうし」

そう言って充くん親子は出ていってしまった。

「あっ」と言って充くん振り向いた。

「愛生チャン帰り一人で帰れる?」

『うん。一人で帰れる。ありがと、充くん』

「いーえ♪じゃまた明日なっ!」

充くんは出ていった。


あたしはベッドの近くに置いてあった椅子に座った。



< 112 / 325 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop