何度キミに逢えば……。



充のお父さんとは別れ、病室に向かった。


―…ガラッ。


「なんか久々に顔見たなぁ」


梨花にとっては久々だろう。


「充、そこに寝てみて」

「なんで?」


「いいから早く!」


いきなりの命令に謎めく充くん。

「こう?」


「目閉じて」

充くんは目を閉じた。

「うん!やっぱり寝顔も充より可愛い!」




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