何度キミに逢えば……。


「申し訳ありません!ただいま拭きますので…」

『いや…いい』

ムーンは部屋から出ていった。


「ムーン様…」


マリンは愛しいそうにその姿を見ていた。


俺は確信した。

この二人…両想いだと。

きっとムーン王子もマリンも本当は想いを伝えたいはず。


でも二人は王子と世話係のメイド。


許されない禁断の恋…。


< 135 / 325 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop