何度キミに逢えば……。
「ケンカに強いこと……?」
『うん、あってるよ。次にマリンとユキ姫に変えてみて?きっと答えが見えてくるはず……。』
充くんは俯いて腕を組んで考え始めた。
しばらくして顔をあげた。
「愛生チャン分かった!つまりこう言うことでしょ?あの時結衣チャンが言ったことはユキ姫が言いたいこと。結衣チャンは愛生チャンの強さを見たいんじゃなくてマリンチャンの姿を見たかった……じゃないの?」
「梨花……大丈夫だよ。秋本くん国語出来てるよ」
「やっとね。てか充さー理解力欠けすぎじゃない?陽太くんも苦労してるね」