何度キミに逢えば……。
『ほら、どこがわかんねーんだよ』
「えっーとね……ここ。てかお前俺への態度が日に日に冷たくなってるのはなぜ!?」
『んーお前が日に日にバカになるからだろ?』
「なにそれっ!?ひどでぇ!!」
『事実だし仕方ねーじゃん』
「それが親友に対する言葉かよ」
『じゃあ人並みの人間になれよ』
「だったら俺の親友ならお前も人並みの人間じゃないんだぜ?」
開き直りやがった。
『間違ってもお前よりは人並みの人間だから』
「じゃあ着替えたあと二人に聞いてみようぜ!」
梨花は絶対充の方がバカだというはず。
『それは良いけど後悔しても知らねーから』
「うわっ!?自意識過剰なやつめ!」
「充まだ〜?」
梨花の声だ。
『ほら、出来たぞ』
サンキューって言って張り切って部屋を出た。