何度キミに逢えば……。
―……カツンッカツンッカツンッ。
ヒールの音。
「何年経っても……自慢の親友で……」
愛生はまだ気づいていない。
「あたしは梨花のことがすきっ…「あたしは大好き!!」
梨花は涙を流し、愛生に抱きついた。
「あたしだって陽太くんと付き合うって聞いたときすごく嬉しかったし悔しかったよ……あたしだけの愛生じゃなくなって……
……愛生に逢えて良かったってあたしも心からそう思うよ?ありがと……愛してるよ……」
会場は拍手に包まれた。
「全く……愛生チャンには敵わないなぁ」
充も降りてきた。
「ホント……俺たちダメダメじゃん……」
「俺も陽太チャンを……愛してるよ〜♪」