何度キミに逢えば……。



リビングからアルバムを持ってきて陽太のベッドに座った。


そしてアルバムの最後のページを開いてさっきの写真を張った。



また一ページに戻って思い出を見直した。



両親の写真、赤ちゃんの陽太と幼い自分の写真、家族の集合写真、俺と陽太がピースしてる写真、陽太の頬をつねってる俺とそれを笑う充の写真……その他もろもろ。



沢山想いの詰まったアルバム。



滅多に泣かない俺の頬に涙が伝う。


あぁ、そっか……もう陽太はいないんだ……。






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