何度キミに逢えば……。



まるでここに探偵刑事かいるようだ。



『んー?』



首を傾げるあたしを見て梨花はため息つく。



「とにかく!!あんたはもっと自信持ちなさい!それじゃいつになっても実りものも実らないよ!?」


『は、はい…』



梨花の迫力であたしは頷くことしか出来なかった。



「あっ、勘違いしないでよ!間違っても今の脅しじゃないからね?」



梨花はニコッと微笑んだ。



『分かってるよ』



あたしも笑い返した。





< 56 / 325 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop