何度キミに逢えば……。
妬み
愛生side
愛生side◆
―…翌日。
あたしはいつも通り梨花と登校した。
教室に着くと、視線を感じた。
一人じゃない。
みんなからの。
『なに…これ…?』
自分の机には落書きがされてた。
まさかと思い、机の中の教科書を全て出してみた。
『…やっぱり』
予想は的中。
「どうしたの?深刻な顔して…」
背後から梨花が身を乗り出して落書きされてる机や教科書を覗いた。