何度キミに逢えば……。



城田先輩は怯えてるあたしを見て、ドアに寄りかかってる人に話しかけた。



「本当に良いのか、結衣。こいつ怯えてるけど?」


結衣…?



結衣は同じクラスの級長。



「ヤっちゃって。悪いけど邪魔だからあんたから始末させてもらうね」



『結衣!なんで愛生をいじめるの!?』



結衣は笑いながら言った。



「なんで?かぁ〜あえて答えるなら愛生が陽太くんを取ったからよ」



笑ってない目を見てゾクッとしてそれ以上何にも言えなかった。









< 71 / 325 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop